赤ちゃん時代は、男女の違いもまだまだあいまい。でも、性差って生まれつきあるのでしょうか? あるとしたら、性別によって育て方のポイントは違うの? ……と気になる点について、3人の先生がたがズバリ回答!
監修/小児科医:東京都立墨東病院周産期センター・新生児科 部長 渡辺とよ子先生、脳神経科学者:人間総合科学大学教授 新井康允先生、保育士:後藤民子先生
出典/『Baby-mo』2008年4月号
生まれつきの性差にプラスして、環境が大きく影響する
赤ちゃん時代って見た目の男女差はあいまいな感じがしますが、ママたちは子育て中にいろいろな場面で性差を感じることも多いよう。さて、実際のところはどうなのでしょう?
「赤ちゃんの脳は、胎児のときに男性ホルモンを浴びるかどうかで変わってきます。だから、生まれたときにはすでに性差があり、加えて社会的な影響などのために、成長過程で男女差が濃くなっていくのです」と新井先生。渡辺先生は、「体つきやおっぱいの飲み方など、性別によって生まれつき違っている面はあります。成長するにつれ、行動でも自然に性差がはっきりしてきますね」とおっしゃいます。後藤先生は、「体のつくりなど、もともとの違いがありつつ、育てられ方や社会の価値観、環境などの影響でつくられていく性差もあるのでは」とのこと。
つまり、先天的な違いに加え、育っていく環境などの影響も大きいよう。では、具体的な性差って? 育て方も違うの? という面を見ていきましょう!