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 ベビー > 赤ちゃん(0-2才) > 赤ちゃんの体の発達AtoZ <あんよ〜その他編>


 お誕生近くなると、ほとんどの赤ちゃんははいはいがじょうずになり、たっちしている子もいるはず。早い子ではあんよを始める子も。首すわり、寝返り、おすわり、はいはい、つかまり立ち、伝い歩きと発達してきた運動機能も、あんよに到達して一つの節目に。

「赤ちゃんの体と心の発達24カ月」(榊原洋一先生著・主婦の友社)より

歩き始め、言葉が出て、人間としての基本的な発達はひとまず完了
はいはいがじょうずになり、歩き始める赤ちゃんも

 おすわりのころに手で道具を使うことを獲得した赤ちゃんが、いよいよ二本足で歩く段階までやってきました。赤ちゃん時代の前半も、もうすぐ卒業です。  おすわりからいきなりつかまり立ち、伝い歩きを始めた赤ちゃんは別にして、1才までにはほとんどの赤ちゃんが、じょうずにはいはいができるようになります。ひざを浮かせた高ばいも盛んに見られ、目的を定めたら、思わぬ速さで自分の行きたいところに移動できるようになります。  イスの上に上がったり、おりたり、相当高いところによじ登ったり、またいだりもできます。  伝い歩きも上達して、スピードも出てきます。また、何かに伝って歩くだけでなく、カタカタのおもちゃや、段ボール箱などを押して歩くこともできるようになります。  つかまり立ちから両手を離して、体をグラグラさせながら、ほんの一瞬、自力で立つこともあります。このような動きが見られると、ひとり歩きができるようになるのも間もなくです。早い赤ちゃんなら、すでにひとり歩きを始めています。  四つんばいの姿勢から立位歩行できるようになったということは、人間としての第一歩が始まったということになります。

よその子とはくらべない。うちの子の発達を見守ってあげて

 歩くために必要な条件は、全部で4つあります。体の筋力が強くなり、自分の体をちゃんと支えられるようになること。体のバランスをとる小脳などが発達していること。転んだときにパッと手を出して、体を守る姿勢をとれること。そして、赤ちゃんの歩きたいという好奇心です。
 たしかに体の成熟という要素も大きいのですが、2本の足で歩くということは、赤ちゃんにとって、けっこう勇気が必要なもの。初めの3つの条件を満たしているのに、なかなかあんよに到達しないというのは、その子なりの好奇心が大きく関係してくるようです。
 転んでも、ぶつかっても、おかまいなしで歩こうとする赤ちゃん。一度転ぶと慎重になって、再トライまでに時間のかかる赤ちゃん。能力的には同じでも、あまり危険をおかしたくない子は、初めての一歩もなかなか出ないということが多いようです。人間の性格は、人それぞれなんだとわかるのも、このころなんですね。
 大事なことは「早い、遅いがあっても、将来の運動能力に差が出るわけではない」ということ。ある時期までに歩く、歩かないというのは、あくまでも結果論として考えればいいでしょう。

じょうずにあんよができるまでは、時間がかかるのが普通

 お母さんがやるべきことは、赤ちゃんの性格を理解して、その子なりの対応をしてあげること。歩き初めは2〜3歩よちよち歩いては、しりもちをつくの繰り返しですが、たくさんほめてあげるとやる気の出る子もいますし、干渉をきらう子もいます。  赤ちゃんの個性にピッタリの手助けをしてあげれば、いずれはどの子もじょうずにひとり歩きできるようになるはずですよ。  次にあんよの発達プロセスを見てみましょう。まず、あんよといっても、初めは両手でバランスをとりながらがに股で歩く感じで、足を交互に出すのがやっと。何度も繰り返すうち、だんだんと手を下におろせるようになり安定感が出てきます。やがては早歩き、小走りへ。おしりでおりていた階段も、次第に手をつかないでじょうずに上り下りできるようになります。   ただし、あんよの上達は、はいはいにくらべて、うんと時間がかかるのが普通です。ヤキモキすることがあっても、じょうずになる日まで気長に見守ってあげましょう。

小走り、あとずさり、手をついて階段を上る

 すでにあんよができるようになった子は、何か新しいことができるようになる、というよりこれまで身につけた運動のバリエーションをさらに広げていきます。
 すであんよしている子は、しっかりと安定した早い歩行がだんだんできるようになっていきます。そして次の段階として、チョコチョコ走ったり、あとずさりしたり、手をついて階段や台によじのぼったりするようになります。今まっでは平面の移動だけだったのが、上下の移動もできるようになり、動きがますます多彩になってきます。

運動能力が伸びて、全身を使って遊ぶ

 この時期の子どもの生活は大部分が遊びで占められています。まだもうちょっと先かもしれませんが、歩いたり、よじ登ったりできるようになると、その能力を確かめ、さらにのばしていきたくて、全身を使った遊びを喜ぶようになります。公園ではブランコや滑り台をやりたがりますし、ちょっとした段差があれば、よじのぼっておいたりして、ちっともじっとしていないでしょう。

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