|

体を使ってたくさん遊ばせて、平衡感覚を養うとともに、外の世界を知るようにしむけます
この時期の赤ちゃんは、目で見て、音を聞いて、目を向けた物を手に取っていじり回したりして、その物の性質を理解しようとします。また、上腕の筋肉も力強くなり、手の動きはいっそう確かなものになってきます。この時期にはたくさんの運動パターンを脳の神経回路に覚えさせ、それを繰り返し楽しむことを教えていきましょう。まだ物事を記憶する能力はそれほど発達していないので、運動を繰り返しさせることで、足や腰、体をたくさん使うことを学び、外の世界を知るようにしむけていくことが大切なのです。
またおすわりができるようになったあと、つかまり立ちからあんよへと発達するためには、平衡感覚を養うことが大切になります。
平衡感覚に敏感な子は、転びにくくなりますし、たとえ転んでもケガをしないで、じょうずに転ぶことができるようになります。
知能の面では、まだ発達が弱く、いわば瞬間の世界に生きているといっていい時代です。問題解決のために頭を使うという知能の働きはまだほとんどないので、この点を伸ばすような遊びを始めてもいいでしょう。その点「いないいないばあ」などは、何かを期待する能力をつけるとともに、短期の記憶をつけることになって、効果的なうえ、母と子の心のふれあいを生む遊びでもありますから、積極的に取り入れてみてください。
遊びを通して集中力と思考力を高めていきましょう
この時期は、遊びによって集中力と思考力をつけたい時期です。なぜなら、ひとつのことに集中できる能力とは、やがて複雑なものの因果関係へ興味の対象を展開していくための基礎となるからです。
たとえば、この時期の赤ちゃんがしたがる遊びに紙破りがあります。チラシや新聞など、手当たりしだいに破って遊びますが、ここで大切なことは、赤ちゃんがこの遊びにとても集中し、長時間続ける傾向にあるということです。
懸命にひとつの遊びに集中しているのを見かけたら、中断させないこと。そして飽きそうになったら、次の新しい遊びを与えます。お母さんが一人で楽しそうに遊んで、誘ってみましょう。そのときまったく違う遊びにしないで、前の遊びが応用できるようなものを見つけてあげます。この応用する能力というのが思考力なのです。遊びを通して、まず集中させ、次にそれを工夫して応用する能力を養うことがこの時期のポイントです。
| ●この時期のポイント |
| 1.体を使う遊び、平衡感覚を養う遊びを取り入れる |
| 2.さまざまな遊びを通して集中力アップ |
| 3.じょうずに手を使えるような遊びにトライ! |
>TOP
●手と指を働かせる
●運動能力の発達を促す
●見る・聞く・さわる感覚を刺激する
●好奇心を広げる
|
|
 |
|