|
完全保存版

Part1 全身の病気編
■熱が主症状の病気 |
 |
突発性発疹
高い熱が3〜4日続き、熱が下がると同時に、おなかや背中に赤い発疹が出る病気。生後6〜12カ月に多く、初めての発熱がこの病気という子も多いので、あわてずに経過観察を。
季節を問わずに発生し、はしかや水ぼうそうのように感染力が強くないのが特徴です。 |
それまで元気だった赤ちゃんが急に38〜39度、ときには40度近い高熱を出します。高熱のわりには元気で、熱は3〜4日続いたあと、ストンと平熱か37度台くらいまで下がります。それと同時か翌日くらいに、おなかや背中を中心に大小不規則な赤い発疹が出て、半日くらいで全身に広がります。
2〜3日は発疹も目立ちますが、だんだん薄くなって消えていきます。あまりかゆみはありませんが、ときにはかゆがったりすることもあります。また平熱に戻ったあとも、数日間はぐずる赤ちゃんもいるようです。40度近い熱が出ることもあるので親は不安になりますが、高熱のわりに赤ちゃんは機嫌もよく、元気もあるなど、全身状態がいいのも特徴のひとつです。
ほとんどが1才までにかかります
90%は1才未満でかかり、特に生後6カ月から1才くらいまでにかかる赤ちゃんが多いようです。遅くても2才ぐらいまでにかかり、一度かかると再びかかることはほとんどありません。初めての発熱がこの病気という子も少なくありません。
原因はヒトヘルぺスウイルス6型です。しかし、原因ウイルスが特定できたのはわりと最近のことで、まだわかっていない点も多い病気です。現在わかっているのは、季節を問わずに発生することと、はしかや水ぼうそうのウイルスほどは感染力が強くないということです。 |
熱の出始めに熱性けいれんを起こす赤ちゃんもいます。また、突発性発疹という確定診断ができるのは、熱が下がって発疹が出てから。この間はほかの病気の可能性も否定できないので、高熱=突発性発疹と思い込まず、熱が出た時点で一度受診すること。
水分補給と安静を心がけて
熱の時期は水分をまめに補給し、全身状態に変化がないかどうかもよく観察しましょう。特に生後2カ月未満の赤ちゃんの高熱には要注意。ほかの重い病気の可能性もあるので、必ず小児科を受診してください。また、以前に熱性けいれんを起こしたことがある子も、必ず診察を受けること。
突発性発疹と診断が確定したあとは、安静と水分補給に気をつけておけば、特に心配のいらない病気です。特別の薬なしでも軽快していくし、合併症などもほとんどありません。
なお、どの子も一度は経験する病気と思われていますが、中にはかからない子もいます。2〜3才までにかからなければ、そのあとにかかることはまずありません。
|
高熱を繰り返すのでオロオロしてしまいました
果奈ちゃん(当時9カ月)・希美ママ
| 1日目 |
朝は体温37・8度。なんだかグズグズいっている。夜には39度まで上がり、何度も目が覚めて眠れない様子。 |
| 2日目 |
一日じゅう40度近い熱。ぐったりしているので救急病院へ。処方された解熱剤の座薬を使い、少し熱が下がる。この日から下痢もスタート。 |
| 3日目 |
明け方は熱も落ち着いていたのに、目を覚ますと急激に熱が上がり、40・5度! かかりつけの病院へ行く。 |
| 4日目 |
本人が熱に慣れてきたのか、少しずつ元気になる。おかゆも食べられるようになってホッとしていると、夜にまた39度の高熱。油断大敵を実感。 |
| 5日目 |
平熱に戻ったら、顔から全身に発疹が広がる。 |
| 7日目 |
発疹が薄くなり、下痢もストップ。鼻水だけがこの後1カ月近く続く。 |
|
ママからのコメント
初めての急な熱にオロオロしてしまいました。治ったかなというころに無理させないことが大切なんですね。 |
|
体調が完全に戻るまで、ほかの病気に感染しやすい傾向が
高熱から始まる突発性発疹は、病気そのものは発疹が出た時点で完治しているのですが、発熱などで体力をかなり消耗しているため、体調が完全に戻るまで4週間近くかかります。この時期は抵抗力が低下していることもあり、ほかの感染症にかかりやすいため、人込みに連れ出したり、無理をさせないように気をつけてあげましょう。 |
|
薬をいやがるのでヨーグルトにまぜました
紗枝ちゃん(当時7カ月)・由布子ママ
| 1日目 |
お昼に離乳食を食べさせたあと、体が熱いので、小児科へ。午後の診察を待つうちに38・5度まで上がり、薬をもらって帰宅。「かぜかもしれないが、突発疹の可能性も」とのこと。夕方の離乳食と薬を吐いてしまう。イオン飲料と母乳を飲ませて眠る。夜中には熱は39度まで上がる。眠ってはいるが、息が荒い。 |
| 2日目 |
朝、熱は37・9度。機嫌が悪く、昼まで泣き続けて、やっと眠る。起きてヨーグルトを食べるが、薬を飲ませようとするといやがって大泣き。無理に飲ませたら、また吐いてしまう。夕方39度を超えたので、座薬を使う。熱はその後37度台に。 |
| 3日目 |
下痢がひどくなる。食事は無糖のヨーグルトにすりおろしりんごを加えたもののみ。薬もヨーグルトにまぜて与える。 |
| 4日目 |
熱が下がり、目のまわりやおなかに発疹を発見。小児科に行き、突発性発疹と診断される。食欲も戻ってきた。 |
| 8日目 |
下痢も発疹もおさまり、すっかり元気に。 |
|
|
機嫌がいいことが多いが、食欲のなくなるこんな例も
突発性発疹は、一般に「それほど機嫌が悪くはならない」とか、「食欲も保たれる」といわれることが多いのですが、紗枝ちゃんのように、全身状態が悪くなる子も少なくありません。薬をヨーグルトにまぜたようですが、食べ物にまぜて与えると、全量飲めないことがあるので注意しましょう。 |
|
1週間ほどずっとぐずぐず機嫌が悪く、すごくつらそうでした
宇恭くん(当時6カ月)・直子ママ
| 1日目 |
昼ごろからぐずり始める。熱っぽいので検温すると38・3度。急いで小児科に連絡したけれど、土曜日の午後でどこも診察終了。やっとみてもらえる病院を見つけて受診。のどが赤いのでかぜだろうと言われ、鼻とのどに効くシロップと抗生物質をもらう。とにかくぐずぐずと機嫌が悪く、肩で息をして苦しそう。食欲もない。夕方、39度になったので解熱剤の座薬を入れるが、4時間後にはまた38・5度以上になる。ベビー用のイオン飲料を少しずつ飲ませたり、冷却シートや冷却まくらで冷やしてあげる。 |
| 2日目 |
朝は37・5度に下がった熱も、夕方になると39・5度まで上がり、解熱剤使用。2〜3時間たつとまた高熱になるので、夜にもう一度解熱剤を使う。 |
| 3日目 |
朝から39・5度の熱。かかりつけの小児科に行き、耳から採血して血液検査をしてもらうが、感染症などの病気ではないとのこと。午後から熱も37度に落ち着き、元気も出てくる。夜から下痢。両目のまわりに赤い発疹が出始める。 |
| 4日目 |
平熱に戻り、発疹が顔から首に広がる。午後には全身に発疹が出たので小児科へ。突発性発疹と診断され、薬は飲まなくてもいいと言われる。 |
| 6日目 |
発疹が消え始める。 |
| 9日目 |
発疹がほぼ消える。 |
|
ママからのコメント
高熱は3日で落ち着いたけれど、発疹が消えるまでずっとぐずっていたので、一日じゅうだっこで大変でした。 |
|
高熱のときは水分補給をこまめに行い、おでこやわきの下を冷やしても
宇恭くんのぐずぐず、1週間以上も続いてお母さんは大変でしたね。最初は高熱のつらさから機嫌が悪くなり、途中からは下痢が続いておなかが痛かったり、鼻の薬に含まれる抗ヒスタミン薬で眠くなったりしたことが、ぐずぐずが長引いた原因だと思われます。水分補給をこまめに行い、冷やしてあげたケアは正解ですよ。 |
|
|
|
 |
|
|
 |
 |
| 人気キーワードで探す |
|
|
| おすすめ情報 |
|
| 赤ちゃんの月齢別の情報を見る |
| テーマで探す(赤ちゃん・育児) |
| 困ったときに探す |
 |
| gooベビーについて |
|