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完全保存版

Part3 全身の病気編
■せき・ゼロゼロの出る病気 |
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百日ぜき
コンコンとはげしいせきが出て呼吸困難になったり肺炎を合併する場合も!三種混合の予防接種で防げるので、早めに。 |
百日ぜき菌によって感染する病気で、百日ぜきにかかった患者さんのせきやくしゃみから菌が飛び散ってうつります。赤ちゃんにはこの菌に対する免疫がなく、1才未満の赤ちゃんがかかるとはげしいせきで呼吸が止まるなど重症になりやすいので、早めに予防接種を受けておくと安心。現在は生後3カ月から三種混合(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)の予防接種が受けられます。
感染してから症状が出るまでの潜伏期間は約1〜2週間ぐらい。最初はかぜと同じようなせき、鼻水、くしゃみで始まり、そのうちに湿ったせきが1〜2週間ぐらい続きます(カタル期)。名前のとおり、はげしいせきの出る期間は長く、発熱はほとんどありません。このカタル期の間は、百日ぜき菌が生きているので、他人にうつす心配があります。カタル期を過ぎると菌は死にますが、毒素だけは残るのではげしいせきはまだ続きます。せきはコンコン、コンコンと乾いた短いものが10回以上たて続けに出るような感じ。昼間より夜のほうが多く、連続したせき込みの最後に「ヒューッ」と笛のような音(百日ぜき特有の症状で、レプリーゼという)を立てて息を吸い込みます。
この発作的なせきは4〜6週間続きますが、発作のない間はわりと元気。せきのあとに粘りけのあるたんが出るのですが、赤ちゃんは自分でたんを外に出せないので、呼吸困難や無呼吸発作、けいれんを起こすこともあります。また百日ぜき菌が肺に及ぶと、百日ぜき肺炎を合併することも! 合併症がない限り熱はあまり出ません。ただし低月齢の赤ちゃんで、せきのときに顔色やくちびるの色が悪くなったり、呼吸を止めるような場合は入院が必要です。 |
名前のとおりせきが長く続き、回復までには時間がかかります。せきは4〜6週間続き、その後2〜3週間かけてゆっくりと治っていきます。初期の段階であれば百日ぜき菌に有効な抗生物質を使って、それほど長引かせず治すことができます。
1)かぜかと思ったけれどせきが止まらずますますひどくなる
2)夜にせきがひどい
3)コンコンと乾いたせきが数十回連続して出る。
といった3つの症状が見られたら百日ぜきの疑いがあるので、すぐに受診しましょう。乳児の場合は入院しての治療になりますが、それ以外は通院での治療で治せます。 |
はげしいせきで栄養がとれず、10日間入院
まひろちゃん(当時8カ月)・優子ママ
| 1日目 |
軽いせきと微熱で小児科を受診。「たぶんかぜ」との診断。なかなかよくならないので数日後、再度小児科を受診。 |
| 6日目 |
夜、はげしいせきでミルクを吐いてしまう。 |
| 7日目 |
せきで、ミルクも飲めないので3度目の受診。「ちょつとへんなせきだな。もしかしたら百日ぜきかも」と言われ総合病院を紹介される。総合病院に連れていくと、せきで栄養がとれないからと即入院し抗体検査。 |
| 8〜14日目 |
点滴で栄養補給。検査の結果百日ぜきと判明。 |
| 17日目 |
退院。その後も通院し、せきが止まるまで約2カ月かかった。 |
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ママからのコメント
予防接種をしようと思っていた矢先にかかってしまって……。
早く受けておけばよかったです。 |
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できるだけ早めの予防接種を心がけましょう
病院での点滴は、栄養というよりも水分の補給のために行ったものでしょう。百日ぜきは、4カ月くらいまでの赤ちゃんにとっては命取りになるケースもあるほど。できるだけ早く予防接種をするようにしてください。 |
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