おむつかぶれ

Part5局所の病気■肌のトラブル

おむつかぶれ

おむつにふれる部分がアンモニアや酵素の刺激で炎症を起こし、赤くただれたようになります。

どんな病気?

おむつにふれる部分に起きる非アレルギー性接触皮膚炎です
おむつの中の湿度が高くなると、皮膚がふやけて傷つきやすい状態になります。もともと赤ちゃんの皮膚は未熟で薄く皮脂の分泌も少ないので、外的な刺激に対する抵抗力が弱く、おむつの繊維が当たっただけでも小さな傷がたくさんできてしまいます。
おむつかぶれは、そのような状態の皮膚に、うんちや尿に含まれる酵素、尿素、細菌やカビなどが刺激を与えることでできます。それ以外にも、おむつの繊維やゴム、合成樹脂、洗剤、パウダーなどの刺激によって起こる場合もあります。

おむつが当たっている部分だけ赤く炎症を起こします

症状は、おむつが当たる部分が赤く炎症を起こし、ブツブツと小さな発疹ができ、ただれたようになります。さわるととても痛がります。ひどくなると真っ赤にはれ上がることもあります。さらに悪化すると、ジクジクしてかさぶたがつくようになります。
おむつかぶれは、おむつが直接当たっている部分にのみ炎症が起きるのが特徴で、よく似た症状が見られるカンジダ性皮膚炎と違い、しわの奥は赤くならないのが特徴です。カンジダ性皮膚炎とは処方される薬が全く異なりますので、かってな自己判断はせず、必ず受診しましょう。

ケアは?

まずは予防が第一で、こまめにおむつをかえて、おしりを清潔で乾燥した状態に保つことが大切です。とくにうんちのときは、ぬれタオルやぬらしたティッシュで汚れをふき取ったり、座浴やシャワーで洗い流し、おしりをよく乾かしてからおむつをつけるようにします。

清潔にして、乾燥させてからおむつをつけます

症状が出ているときは、ゴシゴシこすらないこと。またお湯でしぼったタオルなどでふくと皮膚の脂分を落とし、かえって悪化させることになります。うんちのときは少量のオリーブオイルをしみ込ませた脱脂綿でふき取るようにするといいでしょう。脱脂綿にオリーブオイルをしみ込ませたものを作り置きしておくと便利です。なんといっても決め手は座浴やシャワー。

このような気配りで、軽いおむつかぶれならすぐに治ります。強い症状の場合や、長引く場合は、皮膚科か小児科を受診して、亜鉛華軟膏や、炎症を抑える軟膏を数日間塗ります。清潔にしてよく乾燥させ、医師の指示どおり薬を塗っていれば、数日間で治ります。
おむつかぶれができやすい子は、たびたび繰り返す傾向があります。おむつかぶれにならないように、日ごろからのケアを心がけるようにしましょう。

読者の体験

おしりふきだけじゃダメ!みたいでした

誠也くん(当時2カ月)・良子ママ
1日目 肛門のまわりが赤い。
2日目 おしりのほうまで赤みが広がってきた。おしりふきでふいたあと、乾燥させてみる。
5日目 赤みはどんどん増し、さわるとヒリヒリして痛そう。一日じゅう、グズってよく泣く。
6日目 病院へ。おむつかぶれとのこと。おしりふきだけでふいていてもダメとしかられる。
7日目 おむつがえのたびに、布おむつをお湯でしぼったものでふいて、軟膏をつける。赤みが少しよくなったような気が。
9日目 赤みがかなりひいて、痛がって泣くこともない。
12日目 完全に元どおりに。

ママからのコメント
市販のおしりふきは万全だと思っていました。うちの子の場合、ぬらした布おむつでふき取るようにしたらよくなりました。

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