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完全保存版

Part5 局所の病気
■おへそ・性器・おしりのトラブル |
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肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)
肛門のまわりにおできができ、赤くはれて、ズキズキと痛みます。 |
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肛門のまわりにできるおできのことをいいます。男の子に多い病気です。下痢などの便汁が肛門の内側から肛門のまわりの皮膚にしみ出し、便汁に含まれる大腸菌や腸内細菌による細菌感染から炎症を起こします。
生後半年ごろの赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫も最低レベルに落ち込みます。特に、そのころ肛門内は細菌が繁殖しやすくなり、肛門周囲膿瘍になりやすいのです。
症状は、肛門の周囲が赤くなり、はれてうみがたまったり、さわるだけでひどく痛がります。さらに細菌が繁殖すると、ピンポン玉大にまではれ上がり、その表面の一部が自然に破れてうみが出てくることもあります。排便とは関係なく、いつもズキズキと痛むので、赤ちゃんの場合、かなり不機嫌になりぐずります。 |
うみが出ている場合は、指で押してうみを外に出すようにします。うみの出口がなかったり、はれあがっている場合は、小児科で切開してもらいます。うみを出してしまえば、1週間ほどで治ります。再発することもありますが、1才半ごろまでには自然に治ることがほとんどです。
また中には抗生物質の飲み薬を処方する場合もあります。しかしこの病気は下痢をしているときに起こりやすく、抗生物質によってもともとやわらかい赤ちゃんの便がさらにやわらかくなり、症状を悪くするという結果になることもあります。
家庭では、下痢にならないように注意しながら、肛門を清潔にすることを心がけます。おしりはおむつ交換のたびにあたたかいお湯でよく洗ってあげましょう。
また、この病気は肛門の内側に膿瘍ができているので、外側から軟膏をつけてもそれほど意味ありません。とにかく清潔にするということが、何よりの治療法といえるのです。 |
何度も再発し、完治するまでに7カ月も!
海斗くん(当時生後2週間)・洋子ママ
| 生後2週間 |
肛門の横におできが。病院で抗生物質をもらう。 |
| 生後1カ月半 |
同じところにおでき。さわると痛がって泣く。前と同じ病院へ。切開してうみを出し、抗生物質をもらう。 |
| 生後5カ月 |
またまたできた。別の小児科へ。肛門周囲膿瘍から乳児痔瘻へ進んでしまったとのこと。時期を見て局部麻酔で切開することに。 |
| 生後6カ月 |
切開前に痔のケアで圧迫法を試すことに。 |
| 生後7〜8カ月 |
何度かおできができるが、切開しないうちにうみが出る。そのたびに病院に行くが、圧迫法を続ける。 |
| 生後9カ月 |
1カ月間一度もおできができなかった。完治。 |
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ママからのコメント
毎日ひたすら圧迫と消毒の繰り返し。先生から絶対に下痢をさせないよう言われました。手術をせずにすんでよかった。 |
1カ月間入院までして5カ月、依然奮戦中!
吉裕くん(当時生後11日目)・ヨッシーママ
| 1日目 |
肛門の左右に赤み発見。 |
| 11日目 |
白いポツポツ発見。 |
| 14日目 |
白いポツポツからうみ。 |
| 18日目 |
病院で切開してうみを出してもらう。 |
| 22〜36日目 |
うみがたまっては切開するの繰り返し。押せばいつでもうみが出る状態。 |
| 37日目 |
総合病院を受診。肛門周囲膿瘍とのこと。点滴を使って積極的に治すと言われ即入院。 |
| 38〜63日目 |
よくなってはまたうみがたまるの繰り返しで、入院が1カ月にも。ようやく退院。 |
| 68日目 |
医大の小児外科へ。2週間に1回通院。うみがたまればそのつど出す方法に変更。 |
| 120日目 |
うみは1週間に1回どっとたまり自然に出るように。 |
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ママからのコメント
あの1カ月間の入院は何? 最初から専門医にみせるべきでした。大事なところだからゆっくり治していきたいです。 |
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