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薬剤師の病気&くすり講座

第四回 夏の肌トラブル対策
赤ちゃんの肌って、すべすべつるつるに見えますが、実はとってもデリケート! 赤ちゃんの皮膚の厚さは、大人の2分の1から3分の1くらいしかありませんので、外からの刺激が入りやすく、水分も逃げて乾燥しやすくなっているのです。その上、皮脂の分泌もほとんどありませんので、カサカサしたり、かゆい湿疹や、かぶれなどの症状が出やすいのです。
汗をたくさんかく夏は、さらに肌トラブルも増加しがち。そこで今回は、デリケートな赤ちゃんのお肌を守るために気をつけたい「夏の肌トラブル対策」についてお届けします。
■おむつかぶれ
子育て中のパパママが経験する肌トラブルとして、一番多いのは、やはり「おむつかぶれ」ではないでしょうか。
もともと赤ちゃんの皮膚は薄いので刺激を受けやすい状態にあります。その上、いつもおむつをしているので、おしりは湿っていて皮膚がふやけたようになっています。
そこが紙や布などのおむつでこすれたり、おむつ替えのたびに拭かれるうちに皮膚に小さな小さな傷ができ、その傷ついた部分におしっこやうんちの刺激が加わることによって、おむつかぶれ(=炎症)が生じるのです。
下痢や軟便が続くときにも起こりやすい症状です。
このような「おむつかぶれ」は、軽い段階でしたら、おむつ替えのたびに「おしり」をぬるま湯で洗ってあげたり、すぐにおむつをしないで、「おしり」をよく乾燥させてあげるだけでもよくなることが多いようですが、ワセリンなどの保湿性のあるクリームを塗ってあげるのも効果的です。
しかし、数日から1週間ぐらいたってもよくならない場合は、皮膚科を受診して症状に合ったお薬を処方してもらいましょう。
おむつかぶれが長引いていると、カンジダというカビが生える「皮膚カンジダ症」に移行してしまう危険性もありますので、油断は禁物です!
布おむつを中心に使っている方も、おむつかぶれの間は通気性のよい、紙おむつにしてあげるとよいと思います。
■あせも

小さな子どもって、ホントに汗っかきですよね!
これは、体は小さくても、汗の出口(汗腺)の数がすでに大人と同じだけあるからなんです。
「あせも」はこの汗腺が汗でふさがれるのが原因で、汗をかきやすいおでこ、首の周り、胸の上のほう、背中などによく見られます。
「あせも」はとってもかゆくて、かくことによって他の皮膚トラブル(とびひなど)の原因にもなりやすいので、この季節、あせも対策もがんばりましょう♪
まず、汗をかいたらシャワーで洗い流してあげたり、濡らしたタオルでこまめに拭いてあげましょう。
着るものは綿やガーゼのような吸湿性の高いものにしてあげて、クーラーも上手に使ってあげるとよいと思います(直接冷風をあてたり、冷やしすぎないようにしましょう)。
それでもできちゃったときには、早めに医療機関を受診して適切なお薬を使いましょう。 |
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