第17回 赤ちゃんの心の中にお母さんはどんなふうに入っていくのでしょう? 【2】

大切なのは安心感を与えることです

子どもを甘やかしたり、自分の思いどおりに支配してしまうことを恐れ、赤ちゃんの合図をあえて無視したり十分にこたえない場合はどうでしょうか?

求めても応えてもらえない赤ちゃんの心はあまり発達せず、豊かではありません。そのような赤ちゃんは、どうしたら周囲の人がこたえてくれるかもわかりませんし、期待すべきことのイメージさえ心の中に描くことができなくなります。真っ白なイメージが心の中いっぱいに存在しているだけです。同じように、母親の心も空白です。

このような赤ちゃんは、合図を出せば誰かが反応してくれるという信頼関係を信じることができません。ですからよりじょうずな合図の出し方を学ぶこともできないのです。その結果、母親は赤ちゃんの合図を読み取ることがますますむずかしくなり、赤ちゃんとの心の距離はどんどん開いていきます。

赤ちゃんが出す合図に正しくこたえてあげられなかったらどうしよう、と心配することはありません。あなたが赤ちゃんに伝えることは「ママはあなたの要求をすぐにぴたりと当てるのよ」ということではなく、「あなたの合図はちゃんと聞いてもらえて応答してもらえるから、安心してね」ということなのです。

最新ニュースより・・・子育てに関係のある世界の最近のニュースと、シアーズ博士のコメントを紹介

適切な運動は子どもの心身を健全にし、欠席率を低くする

研究によれば、学校でまたは放課後に適切な運動で体を動かし、適切な体型を保っている子どもは、病気になったり学校を欠席する率が低い、というデータが示された。

シアーズ博士のコメント

あなたのお子さんは元気がないでしょうか? それとも、肥満ぎみでしょうか? 適切な体型でないために、運動を避けるような傾向にないでしょうか? 年齢に応じた適切な運動は大切です。その理由については、「シアーズ博士のチャイルドブック」の「健康な体をつくるために(6章)」に詳しく書いてあります。

読者からシアーズ博士夫妻への質問より

<Q>夫は左ききで私は右ききです。赤ちゃんの利き手はいつごろわかりますか?

<A>ゲームをしながら観察してみましょう

生後数カ月は、赤ちゃんのきき手がどちらかということは、はっきりとはわからないものです。6~9カ月くらいになると、赤ちゃんのきき手がどちらなのか、だんだん手がかりがつかめてきます。
赤ちゃんの正面におもちゃを置いて、どちらの手でおもちゃをつかむのか観察しましょう。次に、おもちゃを赤ちゃんの左側に置きます。赤ちゃんが右ききならば赤ちゃんは体をひねって右手を伸ばし、左手は右手の補佐役になっているでしょう。続けて赤ちゃんの右側におもちゃをおき、同じように観察します。このような遊びをしているうちに、3カ月もすればはっきりと、きき手がわかるようになります。

<Q>赤ちゃんの安全のために、ベビーサークルを使おうと思っています。気をつけることがありますか?

<A>ずっとではなく一時的に使いましょう

赤ちゃんはベビーサークルの中にいるだけでは、多くのことを学ぶことはできません。おすわりで遊ぶ時期は、確かに、一時的に自分だけの小さなプレイルームの存在を喜ぶ赤ちゃんもいます。しかし、だんだんと成長して、柵越しに部屋全体が見えるようになると、赤ちゃんは閉じ込められていることに抗議を始めるでしょう。
ベビーサークルを利用すれば、確かに赤ちゃんのための場所は確保されます。簡易型で持ち運びも便利なベビーサークルとオルゴールメリーが、当たり前のようにあなたがふだん家事や仕事をするスペースの横に置いてあるかもしれません。
電話に出るときやオーブンから料理を取り出すときなどに、赤ちゃんをベビーサークルに入れるのは、忙しい親にとって、非常に安全な方法でしょう。
しかし、あなたの仕事が終わるまで、たとえベビーサークルの中に入れておいたとしても、赤ちゃんから完全に目を離すことはしてはいけません。赤ちゃんのそばに戻れるまで、なるべく頻繁に赤ちゃんをのぞき、その安全を確認しましょう。
サークルの中にはぶつかっても安心なやわらかいおもちゃを入れるようにしましょう。おすわりができるようになり、さらに動いて探検するようになれば、サークルの出番は終わりです。

今月のひとこと

赤ちゃんは、いろいろな場所や状況によってはいはいのスタイルを変えています。

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