|

コンピューター教育を始めるのは、1才のお誕生日からでは遅すぎる!?
日本ではいまだに子どもにテレビやビデオを見せることの是非が叫ばれていますが、アメリカではそれがすっかりコンピューターに取って代わられてしまいました。もはや論点は子どもにコンピューターを与えるべきかどうかではありません。なんと「赤ちゃんにコンピューター教育を始めるのは1才のお誕生日まで待ってもいいの? それじゃ遅すぎない?」になりつつあるのです。赤ちゃん専用のソフトウエアも数多く発売されていて、その使用開始月齢の目安は9カ月。せめて支えがなくてもひとりでおすわりできるようになるまでは待ちましょうというスタンスです。
一方ではスポーツ・エリートに対するアメリカ人のあこがれには根強いものがあり、赤ちゃんを対象とした運動神経発達のためのプログラムや習い事などもたくさんあります。日本では赤ちゃんから未就園児向けのスポーツというとほぼスイミングと体操に集約されている感がありますが、アメリカでは広く浅くいろんな種目をかじってみようという考えの人が多いようで、幼いころからお金も時間もかけていろいろなスポーツを体験させます。そこで子どもが何らかの才能を見せた場合、一気にプロやオリンピックを目指して親が熱くなってしまうのは万国共通かもしれません。
また、ここ数年の大脳生理学ブームはとどまるところを知らず、毎週のように脳についての新しい発見が学術誌をにぎわせ、それに反応した新たなプログラムや製品が次々に開発されています。
ベビーベッドのまわりに白黒のはっきりしたパターンの絵を飾ることが一時期流行しましたが、近ごろでは、やはり色の与える刺激にも無視できないものがあるとして、子ども部屋に色が戻りつつあるようです。知能を高めるという食事療法やアロマテラピーなども人気です。
ところで、以上はすべて中流からそれ以上の家庭でのお話。出産後も生活のために仕事を続ける母親が7割にものぼるアメリカでは、ごくごく平均的な母親が2才未満の子どもに対してどんな働きかけをしているかといえば、意外にももっとも人気なのは子守歌と絵本の読み聞かせあたりに落ち着きます。特に読み聞かせは、ヒラリー・クリントンがファースト・レディだったころに「子どもの発達を促す最良の方法」と熱心に啓蒙したおかげで、アメリカのさまざまな層に浸透し始めています。
関連リンク
◆世界の早期教育事情は?
◆アメリカの早期教育事情&習いごと事情
|
|
 |
|