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 ベビー > 赤ちゃん(0-2才) > 1才を過ぎてからの予防接種 日本脳炎


●日本脳炎
 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを持った豚を刺した蚊に刺されると、感染します。潜伏期間が6〜16日間あり、感染しても発症が軽い場合がほとんど。高熱、頭痛、意識障害、けいれんなどの症状が起きます。 ただ、100〜1000人に1人の割合で、髄膜脳炎や脊髄炎などを発症することがあります。
 現在、日本国内では日本脳炎患者はほとんど見られず、年間に10人以下の患者が出ているだけですが、世界的には、特に年間3万〜4万人の患者が出ています。脳炎にかかった場合の死亡率は15%と高く、助かっても約50%の人が重い後遺症を残します。
 日本脳炎の予防接種が定期摂取からはずれたわけではありません。対象期間(生後6カ月〜7才6カ月)であれば、これまで通り公費(無料)で受けられます。1期1回目の摂取のあと、1-2週間あけて2回目を接種し、その後約1年あけて4才のときに追加1回接種します。この3回で基礎的な免疫がつきます。


●予防する病気と副反応のこと
 日本脳炎のウイルスは、西日本を中心として日本全国に分布しています。毎年6〜10月ごろに、この地域で飼育されている豚の間で日本脳炎ウイルスが流行し、80%以上が感染。蚊がウイルスを運びます。
 2005年5月以降、日本脳炎の予防接種に使用するワクチンに、ADEM(急性散在性脳脊髄炎)という重い副反応がでることがわかったため、国は低リスクのワクチンに切り替えるまで、積極的に日本脳炎の摂取をすすめることを控えています。この副反応は大半は治療をすれば完全に回復しますが、運動障害など神経系の後遺症が10%程度あると言われています。なお、国は現在、より安全なワクチンを検討中です。
 現在、日本では日本脳炎患者はほとんど見られませんが、海外の多発地域(特に多くの患者が発症している東南アジア)などへ転勤や移住する場合は、かかってしまうと死亡率や重症度高い病気で有効な治療法もないので、受ける方もいます。その場合は、ワクチンの効果と副反応について医師の説明を受けた上で、受けることができます。


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