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●はしか
麻疹ウイルスの感染で起こる病気です。感染力が強く、重い病気です。せき、目の充血などの症状を伴い、39〜40度の高熱と発疹が出ます。気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症がこわい病気で、日本でも年間約50人の子がはしかで命を落としています。
●予防する病気と副反応のこと
はしかの予防接種は、麻疹ウイルスの感染を予防するために行います。ウイルスの毒性を弱めた生ワクチンを使用し、注射で1回接種します。1回の接種で十分の免疫をつけることができ、その効果は一生持続するといいます。
はしかは感染力が強く、一生のうちに1回はかかるものといわれています。重い症状が出るので、赤ちゃんがかかると、こわい病気です。ママがはしかの免疫を持っていれば、生後8ヵ月ごろまでは妊娠中のママからもらった免疫が有効ですが、それを過ぎると免疫も切れてしまいます。1才を過ぎたら、早いうちに受けましょう。
生ワクチンなので、体の中でウイルスがふえるため、通常の反応として、約20%の人に軽いはしかに似た症状が出ることがあります。しかし、予防接種を受けておけば、重い合併症などはほとんど見られません。
副反応としては、接種後7〜10日ごろに、約20%の人に軽いはしかに似た発熱や発疹などの症状があらわれます。普通は1〜3日でよくなります。また、まれに熱性けいれんが起こったり、本当にきわめてまれですが、脳炎が起こる場合もあります。
2006年4月からは「はしか&風疹」2種類が入った混合ワクチン(MR)が定期接種になりました。1期1回、2期1回、計2回の接種です。定期接種(無料)で受けられるのは、1才児または小学校入学前の1年間の児童で、当面ははしかにも風疹にもかかったことがなく、はしかワクチンも風疹ワクチンも受けたことがない児童のみが対象。それ以外は任意接種(有料)になるので注意しましょう。
| ●はしかの気がかり |
★アレルギー検査で卵のアレルギーがかなり強く出たけど受けてもいいの?
卵アレルギーの人みんなが、はしかのワクチンにアレルギー反応を起こすかどうかはわかりません。接種前にワクチンを薄めた液で反応の強さを検査してから接種を決めたり、少量のワクチンを接種して様子を見るなどの方法もあるので、医師とよく相談してみましよう。 |
★予防接種のあと、熱と発疹が出ました。これって副反応?
接種後の通常の反応として、7〜10日前後に約20%の赤ちゃんに発熱や発疹が見られ、1〜2日たてば、自然になくなっていきます。発熱や発疹がこの時期に起きたのなら、予防接種に対する反応だと考えられます。あらわれた時期が違っていたり、なかなかよくならないときは、ほかのウイルス感染など別の原因によるものかもしれません。 |
●風 疹
風疹ウイルスの感染で起こる病気です。軽いかぜ症状で始まリ、発熱、発疹、目の充血など、はしかに似た症状が出ます。3日くらいで治るので、「三日ばしか」とも呼ばれます。関節痛、脳炎などの合併症が起こることもあり、大人になってかかると重症になりやすい病気です。
2006年4月からは「はしか&風疹」2種類が入った混合ワクチン(MR)が定期接種になりました。1期1回、2期1回、計2回の接種です。定期接種(無料)で受けられるのは、1才児または小学校入学前の1年間の児童で、当面ははしかにも風疹にもかかったことがなく、はしかワクチンも風疹ワクチンも受けたことがない児童のみが対象。それ以外は任意接種(有料)になるので注意しましょう。
●予防する病気と副反応のこと
風疹は、2〜3才ごろになるとかかる子どもが急にふえる病気で、保育園や幼稚園では数年おきに大流行します。入園を予定してる人は、その前に接種をすませておきたいものです。
子どもの場合は、発症しても比較的軽い症状ですむのですが、大人がかかると重症になりやすく、多くの場合3日では治りません。特に、妊娠初期のママがかかると、胎児が影響を受ける場合があり、心臓疾患や白内障、聴力障害などを持った赤ちゃんが生まれてくる可能性が高くなります。もし今、風疹ウイルスの抗体を持っていないママで、次の子がほしいと考えているなら、妊娠前までに受けておくといいですね。
ママが次の子を妊娠中の場合でも、子どもは風疹の接種を受けることができます。風疹の予防接種を受けた子どもを通して、ママが風疹にかかる心配は、まずありません。
副反応としては、軽い発熱、発疹、リンパ節のはれなどが、接種を受けた人100人中4人以下に見られることがあります。これらの症状は1〜2日で自然に治りますから、心配いりません。重く深刻な副反応が起こることは、ほとんどありません。
| ●風疹の気がかり |
★ほかの予防接種とのかね合いで、受けるのにいいタイミングってある?
風疹に一番かかりやすいのは、幼児から小学校低学年です。2006年4月からは、「はしか・風疹混合ワクチン」(MRワクチン)が定期接種になりますので、1才を過ぎたら、「はしか・風疹混合ワクチン」を最優先で、そのあとに、おたふくかぜ、水ぼうそうを受けることをおすすめします。 |
★周囲で流行してから接種しても間に合うものですか?
風疹のウイルスに感染していなければ、すぐに予防接種をすれば間に合います。しかし、風疹の潜伏期間(感染していても症状が出ない期間)は2〜3週間ありますから、症状は出ていなくてもすでに感染している可能性もあります。そういう心配をしなくてすむためにも、なるべく流行していない時期に、早めにすませておくようにするといいですね。 |
★予防接種を受けても、風疹にかかることはありますか?
風疹の予防接種で、体内に抗体が作られる割合は95%以上ですが、100%ではありません。ですから、100人に5人以下の人は、接種しても風疹にかかることがあります。残念なことですが、どんなワクチンの予防接種でも100%有効ということはありえません。しかし、発症したとしても、予防接種を受けていれば、自然にかかるよりも軽くすむ場合がほとんどです。 |
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