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 ベビー > 赤ちゃん(0-2才) > 予防接種キソ講座Part2


ママにとって、気がかりなことが多い予防接種。わからないことがいっぱいで、不安なこともいっぱい。だから、知りたいこともいっぱい。予防接種にまつわる、いろいろな、それぞれの「?」に答えました。また、最後にじょうずに受けるためのポイントを5つに整理してみました。

ママからのQ & A
Q1 受ける前にミルクは 飲ませてもいいの?  離乳食は?

A1 ふだんと変わった様子がなく、体調もいいようならば、予防接種の日だからといって、特別に考えることはありません。当日のミルクや離乳食はいつもと同じようにしましょう。ただし、接種直前の飲食は赤ちゃんの負担になる場合も。接種30分くらい前からの飲食は控えるようにしましょう。
Q2 予防接種は受けていても かかってしまうことって ありますか?

A2 今使われているワクチンで予防効果が100%のものはありません。ですから、どの予防接種を受けても、かかってしまう可能性はあります。また、ワクチンの種類によっても、感染を予防する確率に違いがあります。予防接種の一番の目的は感染予防ですが、かかっても軽い症状ですむこともメリットのひとつです。
Q3 任意接種のものって 受けたほうがいいのでしょうか?
インフルエンザなどは どの程度の人が受けているのか 知りたいです。


A3 病気にかかったときの症状、合併症などを考えれば、受けたほうがよいと思います。近年問題になっている子どものインフルエンザ脳症は、かかると治療法がなく予防が肝心です。正確な接種人数はわかりませんが、インフルエンザの流行でお年寄りの死亡がふえたこともあり、子どもの接種も一般的になっています。
Q4 副反応が出た場合 どの程度の症状なら病院に行けばいいのか見分け方がわかりません。知りたいです。

A4 接種後30分は病院内にいるので、アナフィラキシーショックのときには、すぐに対応できます。病院を出てから起こる副反応では、接種したところが大きくはれたとき、接種した側のわきの下のリンパ腺が大きくはれたとき、発熱、頭痛、嘔吐が見られ、赤ちゃんの様子がふだんと違ったら、医師の診察を受けてください。
Q5 インフルエンザやはしかは1才前には受けなくてもいいのですか? 知りたいです。
A5 はしかは9カ月から接種することができます。1才以前に接種すると抗体がつきにくいことがあるので、1才過ぎに抗体検査をするといいでしょう。1才未満は自費ですが、集団生活をするのなら、受けておいたほうがいいかもしれません。インフルエンザは6カ月以降が主ですが、3カ月でも受けられます。家族が多い家庭や集団生活をしているのなら早めに接種してもいいでしょう。
Q6 海外旅行に行く前に受けておいたほうがいい予防接種はありますか? 知りたいです。

A6 旅行先の国、子どもの年齢、滞在する期間により、必要な予防接種は異なりますが、日本で行われている通常の予防接種はすませておく必要があります。旅行地によっては日本脳炎、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、黄熱病などの予防接種が必要なところもあります。行く国の大使館に問い合わせてみるといいでしょう。
Q7 夫が「そんなにたくさんの予防接種、 受けないといけないものでもない」と言ってますが、本当でしょうか? 知りたいです。

A7 1994年の予防接種法の改正で、予防接種は「受けなければならない」義務接種から、「受けるように努力してほしい」という勧奨接種に変わりました。ですから、受けるか受けないかは、親が決めます。病気にかかったときのリスクと予防接種のメリット・デメリットを考えて接種を判断していってください。
Q8 すべて予防接種ですませてしまっていいのでしょうか?自然感染しないと 体が弱くなったりしませんか? 知りたいです。

A8 自然感染をしないと体が弱くなるということは考えられませんが、病気の自然な流行がなくなると、予防接種でついた抗体が強くなるチャンスがなくなり、抗体の力の低下が早くなることも考えられます。その場合、予防接種を何回か繰り返して行わないと、一定の免疫の効果を保てなくなる可能性があります。
Q9 生ワクチンのものは毒性を薄めたとはいえ、抗体ができるまで、病原体に体が負けてしまわないか心配です。知りたいです。

A9 生ワクチンのほうがほかのワクチンより副反応が多いというデータはありませんが、予防接種による副反応を避けることもできません。しかし、受けなければ病気にかかる確率も重い合併症が起こる確率も高くなります。つまりもっと強い病原体と闘う可能性が高くなります。副反応の発生率と比べても、予防接種を受けるほうが有利ではないでしょうか。
Q10 かぜをひいている場合、熱があっても 当日熱が下がれば受けに行ってもいいの? また、鼻水やせき程度なら受けに行ってもいいの?

A10 軽い鼻水やせきがあっても、熱がなければ受けてもよいでしょう。ただし、そのときの周囲の状況や接種する医師によっては、見合わせることもあります。かぜなどをひいて熱がある場合、または熱があった場合には、その後2週間くらいあけてから、次の接種を受けるようにしましょう。

これだけはおさえたい!
じょうずに受けるための ポイント5 & 持ち物リスト

Point01
赤ちゃんの体調を最優先

 予防接種は、赤ちゃんの体調がよいときに受けるのが原則。そのためには、赤ちゃんの健康なときの状態を知っておくことが大事です。ふだんから、ときどき、朝、昼、夕に体温をはかっておきましょう。平熱が高めの赤ちゃんもいるので、ママは把握しておいて。
Point02
予防接種の趣旨と 内容を理解したうえで受ける

 現在行われている予防接種は勧奨接種と任意接種。「受ける・受けない」を決めるのはパパ・ママですから、接種前までに予防接種の趣旨を知っておきましょう。予防接種のメリット・デメリット、副反応のリスクなど、よく理解してから納得して受けましょう。
Point03
自分の住んでいる地域の
通知方法や予防接種の システムをチェックしておく

 予防接種のお知らせの方法や実施方法は、地域によって異なります。知らなかったために、受けもれてしまったなんてことにならないように、しっかりチェックしておきましょう。心配だったら、かかりつけの医師に聞いてみるのも、一つの手ですね。
Point04
予診票はあらかじめ自宅で記入

 予診票は、予防接種を受けられるかどうかの判断材料になる大切なものです。待合室で、あわてて記入なんてしていると、間違えてしまうことも。家でゆっくり落ち着いて、きちんと記入していきましょう。ただし、保護者のサイン欄は空欄に。医師の接種okが出たら、その場でサインします。
Point05
受けるときは赤ちゃんの体を
しっかり自分の体に引き寄せておくこと

 接種中は、赤ちゃんの体をしっかりママの体に引き寄せましょう。赤ちゃんの体はやわらかく安定性がないうえに、消毒のヒヤッとした感じや針が刺さった痛さで、思わぬ動きをすることがあり、危険です。また、高月齢の赤ちゃんは、 手足も自由にバタバタさせます。注射器に手を伸ばしてきたり、払おうとしたり危険な動きをすることもありますから、ママが足をはさみ、腕をしっかり押さえてすわるといいでしょう。脱ぎ着しやすい服を着せていったほうがいいことは、言うまでもありません。

CHECK! 持ち物リスト
予防接種を受けることばかりに気を取られていると、必要なものを忘れがちに。あらかじめ用意して、チェックしておきましょう。
予診票
母子健康手帳
健康保険証
筆記用具
かえのおむつ
おしりふき
飲み物
タオル
着がえ
音のでないおもちゃや絵本など


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