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待ちに待ったわが子の誕生。1才になるまでのお祝い事のこと、知っていますか? 健やかな成長を祈って楽しく祝ってあげましょう。
内祝いは、
名披露目の意味
出産祝い 生後20日以内に
内祝い 生後1カ月〜50日に
赤ちゃんが誕生したら、肉親はもちろん仲人さんや親しい友人には20日以内に知らせます。ふつうの知人・友人には年賀状で知らせることも多いようです。
お祝いの品物については、特にしきたりのある地方や家は別として、一般的にはお互いの実家から費用のかさむもの(たとえばベビーダンス、ベビーベッド、ベビーカーなど)が贈られます。友人からは実用的なものや数多く必要なもの(ベビー服、マザーズバッグ、アルバムなど)をプレゼントされることが多いようです。 出産祝いをいただいたらお返しに内祝いを、と考えますが、実は内祝いとはお返しではなく本来自分たちで祝う「自祝い」のこと。お祝いをいただいたかどうかにこだわらず、「赤ちゃんの名前は○○ですのでどうぞよろしく」という名披露目の意味合いが大きいのです。
内祝いはお宮参りの前後、つまり生後30日くらいに先方に届くように贈ります。品物としては、お礼状や赤ちゃんの写真を添えた祝儀用砂糖、フォトフレーム、寝具、漆器、タオルセット、カトラリーセットなどがよく使われます。
体裁は、紅白花結びののし紙に「内祝い」と書き、赤ちゃんの名を記します。地方によっては、のし紙に張り子の犬やでんでん太鼓の絵が印刷されているものを用いるところや、命名札を貼るところもあるようです。 |
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お七夜と命名式は
ママの体を考え、ごく簡単に
「お七夜」とは、誕生から7日目の夜に赤ちゃんの健やかな成長を願って行うお祝い。生まれた子に名前をつけて、社会の一員として仲間になることを認めてもらう儀式でもあります。昔はたくさんの人を招いて祝ったものですが、いまは内輪で祝うのがふつうです。
命名の基本は、明るく読みやすく親しみやすいこと。最近は両親で決めることが多いですが、日ごろから親しい間柄の長寿の方、仲人さんなどに名づけをお願いすることもあるようです。名づけ親になっていただいた方は、お七夜のお祝いにも必ずご招待を。
命名書は、赤ちゃんの名前を決めた人が書き、お七夜に神棚や床の間に飾ります。最近は奉書紙を折って書く正式な命名書よりも、略式の命名書を使うようです。半紙の中央に赤ちゃんの名前、左に生年月日を書いて鴨居や壁などに飾ります。床上げが過ぎるころにはずしてあとはたいせつに保管します。
略式命名書の書き方
半紙に筆で書きます。慣れない人は筆ペンても0K。 |
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お宮参りは
赤ちゃんの様子を最優先に
お宮参りとは、子どもが生まれて神社に参拝し、健康と長寿を祈る行事です。男の子は生後31日目、女の子は32日目に行うのが通例ですが、地方によって7日目から100日目までとさまざま。あまり日にちにはこだわらず、赤ちゃんを優先し、気候や天気のおだやかな日、きげんのよい時間帯を選びましょう。
正式な祝い着は、男の子は「羽二重地の紋付きで、鷹やめでたい図柄ののし目模様」、女の子は「縞子地や縮緬地に花柄などをあしらった友禅模様の紋付き」が使われます。母親の実家から贈るのがしきたりとされており、その場合紋は母親の実家のものとなります。
しかし、このごろは外出用の白いベビードレスを着せた赤ちゃんをケープやおくるみで包む略式のケースがふえているようです。祝う気持ちがあれぱ特に服装にこだわる必要はないといえます。略式の場合、両親はスーツなど少し改まった服装であればよいでしょう。
お宮参りは、赤ちゃんの両親、父方の祖母の3人で行います。神社では、父方の祖母が赤ちゃんを抱き、その後に両親が従って参拝します。お賽銭をあげて鈴を鳴らし、参拝するだけでもいいですし、社務所におはらいを申し込み、初穂料を払うやり方もあります。 |
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お食い初めは一汁三菜で
略式膳が現代風
赤ちゃんに生まれて初めてごはんを食べさせる儀式が「お食い初め」。このお祝いは、その子が一生食べ物に困らないようにという願いの込められた内祝いでもあるのです。お祝いの時期は、地方によってまちまちですが、ちょうど離乳食が始まる生後100日目あたりに行うことが多いようです。
お食い初めは、赤ちゃんのために食膳を整え、実際に食べさせるまねをして祝います。これは歯が生えるほどに成長したことを喜び、子どものいっそうの成長を願う儀式です。この日のためにお膳、お椀、お箸を新調します。正式な膳は男児は朱塗り、女児は外側が黒塗り、内側が朱塗りのもの。メニューは一汁三菜を基本に、尾頭つきの鯛、煮物、赤飯、香の物、汁の5つ。香の物の器には、丈夫な歯が生えるようにという意味で「歯固めの石(小石で代用)」と、しわができるまで長生きするように「梅干し」を盛りつけます。最近では実用的な離乳食用食器セツトを使ったり、メニューもほんとうに食べられるベビーフードやおかゆなどにすることも多いようです。お祝いの品としては、お食い初め用のお膳、銀のスプーン(外国では食べ物に困らないようにと贈る)、離乳食用食器セツトなどが選ばれます。
正式な祝い膳
一汁三菜を基本に、1.尾頭付きの鰍 2.煮物、3.赤飯、4.香の物、5.淵勿、の5品を整える。香の物の器には、歯固めの石(榊土の境内で拾った小石を洗って)と梅干しを。 |
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初節句の人形セットもコンパクトに
誕生後初めての節句のお祝いが「初節句」です。男児は5月5日の「端午の節句」、女児は3月3日の「桃の節句(ひなまつり)」に祝いますが、生後1〜2カ月で節句の時期がきてしまうような場合には、翌年の節句に行うのが通例のようです。
初節句は子どもの成長を喜び、将来の健康と幸せを祈るお祝いです。「端午の節句」には武者人形、よろいかぶとを飾り、こいのぼりをあげ、かしわもちやちまきなどを用意します。地方によって昌蒲を軒にふいたり、皮膚病の予防になり邪気を払うという言い伝えのある昌蒲湯を沸かすところもあります。
「桃の節句」にはひな人形とともに、ひしもち、白酒、桃の花や菜の花などを飾って祝います。よろいかぶとやひな人形などは、昔は母親の実家から贈られるのがしきたりでしたが、いまはだれが贈っても間題はありません。住宅事情もあり、部屋が狭い場合も多いので、女の子なら夫婦びな、男の子ならかぶとだけでも十分だと思います。当日は簡単なホームパーティーを開くのも楽しいですね。
初節句にいただいたお祝いにはお返しは特に必要ありませんが、お礼の手紙や子どもの写真などを送って感謝の気持ちを伝えることは忘れずに。
豪華な段飾りは、スペースにゆとりがある場合に。最近は内裏びなも売れているようです。 |
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誕生日のお祝いは記念に残る品物を添えて
誕生から無事に1年が過ぎました。元気で育ってくれてありがとう、という感謝の気持ちと、ひとり立ちして第一歩を踏み出す赤ちゃんのエネルギーを家族で祝い、励ますのが初誕生のお祝いの意味です。ちょうどこのころからヨチヨチ歩きを始めることから「歩き祝い」、誕生もちをついて祝う習慣から「もち誕生」という呼び方もあったそうです。誕生もちは、一升もちとも呼ばれ、ふろしきに包んで背負わせて歩かせ、健康で強い子に成長して欲しいとの願いをこめたものです。
しかしいまは自宅でもちをつく家は少なくなりましたので、お米をビニール袋に適量詰めて、子ども用リュックなどに入れて背負わせるのでもよいでしょう。
初誕生の最近の祝い方は、あまり形式にとらわれず、バースデーケーキにろうそくを1本立てて内輪で祝うことが多いようです。もちろん両家の祖父母や親戚、ごく親しい人を招いて、食事をするのも楽しいもの。生まれてから1年間の成長の過程をビデオや写真などをみながら懐かしむのもいいでしょう。最近では両親や祖父母からのプレゼントとして、毎年誕生日に同じタイプの物(銀製のスプーン、食器など)を贈りつづけ、やがて一式をそろえるなどしゃれたやり方もふえています。
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