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目ざせ!おっぱい育児

“おっぱい育児”を細く長くつづけるには?妊娠中から知っておきたいこと

おっぱいに関する基礎知識

産後すぐから、おっぱい育児がスタート。いざ授乳を!となったときあわてないために、今から頭に入れておきたい、おっぱいに関する基礎知識をレクチャーします。

おっぱいの出る仕組み

赤ちゃんが吸う刺激で、母乳は生産されるもの!
「お産をしたら、直後からすぐにおっぱいが出ると思っている妊婦さんは多いのですが、全員がスムーズに出てくるものではありません」(川井さん)。おっぱいの出には個人差があり、それは赤ちゃんの吸う力とも関係しています。産後2〜3日は出なくて当たり前と心得ましょう。「分娩後に胎盤が出ると、母乳を分泌させるホルモンが働き始め、母乳が作られます。そして赤ちゃんが吸う刺激によって、母乳は外に出てくるのです」(笠井先生)。つまり、吸う→出る→吸う、という赤ちゃんとの共同作業によって母乳は生産されるのです。

1.乳房へ血液が集まり、母乳の生産がスタート
肩や内臓など全身から乳房へ血液が集まり、血液中の母乳を構成する成分が、乳腺小葉と呼ばれる部分で母乳となります。この成分には、病気から身を守る抗体や、母乳にしか含まれない特別なタンパク質などが入っています。

2.作られた母乳が蓄えられていきます
乳腺小葉で作られた母乳は乳管を通って、一時的に乳管洞にたまります。乳頭には母乳が出てくる穴(乳管口)が10個くらいあいていますが、この状態では分泌されません。

3.赤ちゃんが吸う刺激で母乳が出てきます
赤ちゃんが舌とあごを使って、乳首をしごきながら吸うことで、乳管洞にたまった母乳が分泌されます。そして、この赤ちゃんが吸う刺激により、母乳を作る働きをするホルモンも脳から放出されるのです。

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おっぱい卒業までの道のり

おっぱいライフはゆっくり気長に楽しみましょう!
 世界的には「2才を過ぎても『子どもがいらない』というまでおっぱいをあげましょう」という指導がWHOから出ています。とはいえ、「最終的に決めるのは親と子。ガチガチに考えないで。ママがどんなにしんどくてもつづけなければいけないわけではありませんが、無理にやめる必要もありません」(川井さん)というように、母親側の負担が大きい場合は、子どものほうで自然に離れていくケースもあります。「最初の3カ月を頑張れば、あとはラクになっていくはず。とにかく最初はすぐにあきらめない! 気長に頑張りましょう」(川井さん)

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トラブルの起こらない授乳スタイル

いろいろな姿勢を試して、ラクなポジションを探して
 授乳の抱っこにはいろいろなスタイルがありますが、1日に何度もとる体勢なので、ママが疲れない姿勢がベストです。

 特に新生児期は赤ちゃんが小さく、吸いつく力も弱いうえに、飲み方も上手ではありません。そのため、ママの乳首と赤ちゃんの口との角度や、ママと赤ちゃんの体勢が重要になってきます。「ママがラクな姿勢で、正しく飲める角度になるように足を組んだり、クッションなどで工夫をしてみてください」(川井さん)

トラブルにならないために知っておきたい!
授乳の基本3step

1「アーン」と声をかけながら口を開かせて
赤ちゃんに乳首を深くくわえてもらうために、口を開けさせます。声をかけながらそっと指を入れたり、口元をチョンチョンとつつくのも効果的。

2 口を大きく、乳輪部までくわえさせて
乳輪までしっかりくわえさせないと、乳首が切れたり、母乳を十分に吸えずに赤ちゃんが満足できず、ぐずりの原因にもなります。

3 乳首と赤ちゃんの口をまっすぐに
写真のように、乳首と赤ちゃんの口がまっすぐになる姿勢で授乳するようにしましょう。赤ちゃんが口を離したときに、乳首がつぶれていなければ◎。

ママ&ベビーがラクな方法がきっとある!
授乳の抱っこ4style

最もベーシックな抱っこスタイル!
吸い口が浅くなりがちなので注意して

横抱き

赤ちゃんの首をしっかり支えたら、自分のおへそと赤ちゃんの体を密着させるように抱いて、乳首を含ませます。赤ちゃんが小さいうちはそのままでは高さが合わないので、クッションや枕などをうまく利用して、高さを調節しましょう。

低月齢のころにオススメ!
ママの腕への負担が少ないスタイル

たて抱き

ママの太もものつけ根に赤ちゃんをまたがせます。このときに、ママのおなかと赤ちゃんのおなかをくっつけるようなイメージが大切。また、乳首を含ませるときは、片手でおっぱいを根元から支えて、乳首の先端が赤ちゃんの上あごに向かうようにすると、確実に奥までくわえさせられます。

夜中の授乳にはなんといっても、このスタイルがいちばん!

添い寝

赤ちゃんがそのまま寝てくれるので、夜などは特にラクな姿勢です。赤ちゃんの口の高さとママの乳首の高さが合うように、赤ちゃんの体全体の高さか、ママの体全体の姿勢を調節してみましょう。

おっぱいをまんべんなく飲んでもらうのに最適!

フットボール抱き

フットボールを抱えるように飲ませるスタイル。赤ちゃんに乳首の根元から飲んでもらうために、クッションなどで高さや向きを調節します。高さの調節さえうまくいけば意外とラク。


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