夫たちにとっての立ち会い出産

実際に妻の出産を体験したとき、夫たちはこう感じた!

事前にイメージしていたお産と、実際のお産は大違い!お産に立ち会った夫たちが、そのときどんなことを考えていたのか、ホンネの本音をこっそり聞きました。ぜひ夫と一緒に読んで参考にしてくださいね。

自分では何もできないとまどいや、違和感がある!

「オレがいなくても子どもは無事生まれたんじゃないかと思う」(Mさん・33才妻・29才男の子3カ月)

お母さんに頼りっきりで、ぼくの出番はありませんでした。
「妻のお母さんといっしょに立ち会ったのですが、妻は母親に頼りっきりで、ぼくの出番はほとんどなし。途中でコンビニにミネラルウオーターを買いに走ったのが唯一のお手伝いでした。家で待っててもよかったかも」(Dさん・30才妻・26才男の子4カ月)

「何もしてあげられないのが、すごくつらかった。」
「妻が目の前であんなに苦しんでいるのに、「がんばれ」と手を握ってあげることしかできなかった自分が情けなかった。わが子が生まれるというのに、男ってホントに無力ですね。何をしていいのか全然わかんなくて……」(Yさん・34才妻・26才女の子8カ月)

<編集部から>

いるだけで勇気が出るもの。そばにいて、見守ってあげて
立ち会ってもらった妻たちは、「夫がそばにいてくれるだけで心強かった」と口をそろえます。たとえ何もできなくても、立ち会ってくれるだけで妻は勇気が出るということだけは、夫たちにわかっていてほしいですね。

妻の苦しみを見るうちに、夫としての自覚が生まれることも多い!

「こいつはオレが守る!結婚式のときよりも強くそう思った」(Hさん・29才妻・26才男の子3カ月)

妻のがんばっている姿を見て、しっかりしなくちゃと思った。
「お産はつらそうだったけど、妻はほんとうによくがんばっていました。彼女のそんな姿を見て、「夫として、父親として、オレもがんばらなくちゃ」と心に誓ったことは、たぶん一生忘れないと思います」(Fさん・32才妻・30才女の子4カ月)

出産っていうのは、夫婦の共同作業なんだと実感!
「陣痛が一晩じゅう続いたので、つきっきりで腰をさすっていました。立ち会うことで、出産を妻1人に押しつけず、夫婦の共同作業にすることができたと思っています。もちろん、いまは育児を2人で分担しています。 出産っていうのは、夫婦の共同作業なんだと実感!」 (Wさん・34才妻・28才男の子4カ月)

<編集部から>

パートナーとしての自覚が芽生えるきっかけに……
立ち会い出産を経験したことで、「オレがしっかりしなくては!」と、パートナーとしての自覚が生まれた夫は多いようです。頼りなかった夫が、ぐーんと頼もしくパワーアップするきっかけになるといいですね。

立ち会ってみれば生命の誕生に感動する夫が大多数!

「『オレの子がいま生まれた!』と全世界に自慢したくなった」(Nさん・36才妻・24才男の子7カ月)

もう、感動!おとなになって、人前で泣いたのは初めてです
「陣痛が長引いて、ずっと立ち会ってるのは正直しんどかったけど、娘が生まれた瞬間は感動のあまり大声で泣いてしまいました。おとなになってから人前で泣いたのは初めて。あとからけっこう照れくさかったな」(Kさん・31才妻・30才女の子5カ月)

こんなに感動的なものなら、前回も立ち会えばよかった!
「前回は立ち会わなかったけど、今回はなりゆきで立ち会うことに。正直あまり乗り気じゃなかったんだけど、すっごく感動しました。こんなことなら、前回も逃げ回らずに立ち会っておけばよかった」(Mさん・34才妻・31才男の子7カ月)

<編集部から>

分娩室で感動して泣くのは、妻よりも夫が多い傾向が
お産という大仕事を終えて晴れやかな笑顔の妻とは対照的に、涙・涙の夫……、というのが、分娩室でのごく一般的な光景のようです。こんな感動って、一生のうちに何度もないもの。体験しなくてはソンかも……?

立ち会いをしなかった夫たちはこんなことを考えている!

「出産は女の仕事」という自称硬派(?)から、「立ち会いたいけど、仕事の都合で」「病院が立ち会いNG」という人まで、立ち会わなかった夫たちの気持ち、聞いてみました。

出産は女の仕事。 男の出る幕はないと思うよ
お産はやっぱり女性の仕事。男はひたすら祈って、待つ
「古いかもしれないけど、お産はやっぱり神聖な女性の仕事。その現場に足を踏み入れるのは、かなり抵抗があります。付き添いは妻の母親におまかせして、ひたすら無事を祈りつつ、自宅で待っていました」(Oさん・35才妻・29才女の子4カ月)

妻の父親と待合室でタバコを吸いながら待っていました
「病院には駆けつけたけれど、妻のお母さんやお姉さんがいろいろと世話を焼いてくれたため、オレと義父はすることがなくて、どこかで見たテレビ番組の一場面みたいに、待合室で2人でタバコを吸いながら、ボーッと待っていました」(Tさん・31才妻・27才男の子9カ月)

「かわりに産んであげられるわけじゃないから、外野で応援」(Gさん・34才妻・29才男の子6カ月)

<編集部から>

「女の仕事」と決めつけるのは ちょっと問題でしょう
出産を「女の仕事だから」と女性だけに押しつける考え方は、いまどき問題がありそう。まず、夫婦でよく話し合ったうえで、お互いの意見を尊重しながら、立ち会うかどうかを決められるといいですね。

仕事の都合や産院の方針など希望してもダメだった場合

「立ち会うつもりだったけど、病院が立ち会い不可でした」(Sさん・32才妻・29才女の子6カ月)

予定日より早かったので、ちょうど出張中で間に合わず
「予定日にはまだ2週間もあるので、安心して地方に出張していたら、急に破水してお産が始まったという知らせ。立ち会う予定だったので、あわてて新幹線に飛び乗りましたが、病院に着いたときには生まれていました」(Tさん・33才妻・27才男の子8カ月)

立ち会えないと聞いて、転院も考えたけど……
「かかっていた病院は立ち会いを認めない方針。妻が立ち会い希望だったので転院も検討しましたが、近くにいい病院がなかったことと、今の病院の主治医が女性でとてもいい先生だったので、結局転院しませんでした」(Tさん・36才妻・32才女の子5カ月)

<編集部から>

立ち会えない事情があるときはそのあとのフォローを十分に
仕事の都合で立ち会えないのは、これはもう不可抗力。1人でがんばった妻を十分ねぎらってあげましょう。また、病院が立ち会い不可の場合には転院という選択もありますが、まずはよく主治医と話し合ってみて。

「ふつう」と一見クールな答えの裏には、「2人のきずなはもともと強かったから」という自信……。

立ち会ってもらった妻たちの8割近くが大満足!夫たちの奮闘ぶり、妻はちゃ~んと評価していますよ。 妻たちの意見 夫はお産本番でどれくらい頼りになる?

妻たちの意見 夫はお産本番でどれくらい頼りになる?

< ○頼りになる!>

「呼吸法のリードをしてくれたので、落ち着いてお産にのぞめた」(Kさん・31才夫・27才男の子5カ月)

助産婦さんには頼めないことも夫になら頼みやすい「『腰をさすって』『お茶飲ませて』『汗ふいて』などなど、助産婦さんには頼めないこまごましたことも、夫になら頼みやすいから、すごく気が楽でした。陣痛の合間にぎゅっと抱きしめてもらう安心感もありました。(Eさん・26才夫・30才女の子7カ月)

「夫がすごく冷静だったので、私も取り乱さずにすみました」(Hさん・30才夫・33才女の子7カ月)

< ×頼りにならない>

助産婦さんがいてくれれば、夫なんていなくてもいい
「うちの夫は、もともとあまり気のつくタイプではないんですが、マッサージも呼吸法のリードも助産婦さんまかせで、陣痛室でもぼーっとしているだけ。はっきり言って、いなくてもよかったのでは、と思っています」(Kさん・29才夫・34才女の子3カ月)

「苦しむ私の隣で、爆睡していた夫。もうっ、信じられなーい」(Nさん・29才夫・29才男の子9カ月)

「オロオロするばかりで、ジャマでした。次は1人で産みます」(Mさん・28才夫・30才男の子4カ月)

<編集部から>

わかってくれないもどかしさも……
お産のプロの助産婦さんに比べて、立ち会いビギナーの夫がやや頼りないのは事実。何をどうすればいいのかわからないので、「腰を押して」「お茶を飲ませて」など、してほしいことをきちんと伝える努力が必要かも。

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