赤ちゃんができるまでのメカニズム

赤ちゃんがほしいと思ったら、まずは妊娠のしくみを理解しましょう。自分の体のサイクルを知ることが、赤ちゃんを迎えるための第一歩です。

体のサイクルと排卵のしくみ

女性の体はさまざまなホルモンのはたらきで、月1回の月経と排卵のサイクルを起こしています。
まず、月経の頃に脳下垂体からホルモンが出て卵巣を刺激し、卵が成熟を始めます。成熟しはじめた卵は血液中にエストロゲンというホルモンを分泌し、先に脳下垂体から出ていたホルモンをストップさせます。こうして成熟する卵は1つだけとなり、約2週間かけて排卵へ向かっていきます。
排卵後、卵巣に残った細胞は黄体という状態になり、ここから黄体ホルモンが出ます。このホルモンによって子宮の内膜は厚くなり、受精卵を迎え入れる準備を始めます。もし、排卵のあとの卵が受精しないと黄体は干からびて黄体ホルモンはストップ。必要なくなった子宮の内膜ははがれ落ちて排卵から2週間後、次の月経が始まります。

約20個の原始卵胞が成熟のために目覚める

1個の主席卵胞が他の卵胞を栄養にして成長

約2週間かけて、主席卵胞がじっくり成長

卵巣の壁を破って排卵。卵管采を目指して遊泳する

卵の抜け殻は黄体になってホルモンを分泌

基礎体温をつけてみよう

毎朝の基礎体温計測を習慣にすれば、排卵のタイミングはもちろん体温表グラフの異常からホルモン状態を読みとることもできます。

基礎体温のはかり方

基礎体温は毎朝、目が覚めたらすぐにはかるのが鉄則。布団からでる前に寝たままはかります。計測の方法は、脇ではなく体温計を舌の下で測る舌下式です。測ったら、正確な数値をすぐに体温表に点で記録し、前日の数値と線で結びます。月経、下腹痛、出血などは記号を決めて、日付の下に記録。月経が始まった日を月経周期第1日目とし、月経開始日から次の月経が始まる前の日までを1周期とします。

計測のポイント

1.毎日なるべくおなじ時間にはかる
2.目が覚めたときにすぐ、が原則。動いたら再び体を少し安静にしてから。
3.きちんとはかりたい人は水銀計で。
4.1~2日はかり忘れてもあきらめずに続けることが大事。

理想的な基礎体温

低温期
月経が始まってから約半月の期間、低温期が続きます。この間、次の排卵まで卵胞ホルモンが分泌されます。個人差があるので、だいたい何度前後が低温期という平均値はありません。排卵
基礎体温の上下がくっきりわかる人の場合は、一度体温がガクンと下がります。そこから急激に体温が上昇し高温期に移行します。この急上昇するあたりが排卵と考えられます。高温期
排卵後、黄体ホルモンが分泌されて体温が高くなります。受精がなければ約2週間で黄体ホルモンの分泌が止まり、必要のなくなった子宮内膜ははがれ落ち、月経が始まります。妊娠しなければ約2週間、体温の高い日が続きます。

妊娠のメカニズム

排卵された卵は、卵管采から卵管に入り、そのまま子宮へと進みます。途中、卵管の入り口付近で一時待機し、精子がやってくるのを待ちます。
一方の精子は、膣、子宮口を通って、自力で卵管にやってきます。その運動エネルギーは、男性の体力や精神的な影響を受けています。リラックスして、気持ちも肉体も快楽を得て射精された精子は活発で元気。妊娠しやすい状況といえるでしょう。
卵管まで上がってきた精子は、卵と出会います。卵の大きさはこのときまだ0.2mm程度。まわりに群がることのできるのは、数百万個の精子のうちたった60個程度です。
その約60個の精子のうち、1個だけが卵に突入します。先体で卵膜を破り、核だけが中に滑り込み、体部が入ると、ほかの精子が入り込めないように卵膜を閉じてしまいます。そして卵と一体となった精子の尾部がとれ、受精が完了します。
さらに、卵の核と精子の核が融合すると、細胞分裂が始まります。このあと、卵が子宮内膜に根をおろして着床、妊娠成立です。

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