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アメリカで大ブレイク中の育児の権威が贈る、妊婦さんへのメッセージ
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あなたの中には、守らなくてはならないもうひとつのたいせつな命があります。この小さな存在は、あなたが思っている以上にあなたの生活や行動の影響を受けてしまうのです。お母さんにとって害のあることは、あなたの赤ちゃんにも害があります。それでは、気になることをひとつずつ考えていきましょう。
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禁煙に感謝!
あなたと、まだ見ぬ赤ちゃんが部屋に入るところを想像してください。その部屋のドアにはこんなふうに書かれています。「この部屋には有毒ガスがいっぱい詰まっていて、あなたの赤ちゃんに何らかの障害か、または死をもたらすかもしれません」。もちろん、あなたは「なんでそんな部屋に入らないといけないの?」と思うことでしょう。しかし、これはまさに、喫煙をするお母さんの子宮の中で起こっていることなのです。タバコの煙の中にはニコチン、一酸化炭素、ベンゼン、アンモニア、シアン化水素、ホルムアルデヒドなど有害物質がいっぱい詰まっています。タバコは、それを吸う妊婦さんと赤ちゃんに、深刻なダメージを与えてしまうのです。
お母さんが喫煙することについて、これまでにもさまざまな研究がなされてきました。その結果、ニコチンによって血液循環が悪くなるために、赤ちゃんに充分な酸素や血液が行かず、赤ちゃんの発育に影響が出ることがわかっています。低体重はもちろん、赤ちゃんから酸素を奪い、赤ちゃんの脳細胞にも直接影響を与えることもわかってきました。もし、お母さんが一日に一箱タバコを吸う場合、生まれた赤ちゃんの頭囲は、平均よりも小さくなる傾向にあります。これは、あとのIQにも影響するばかりか、多動児など、行動学的にも何らかの問題を残すこともあります。もちろんSIDS(乳幼児突然死症候群)の確率も高くなることを忘れてはいけません。
禁酒にも感謝!
20世紀の初頭から、妊娠中に飲酒することの悪影響については広く知られていました。残念ながら、アルコールはお母さんの血液を通じてそのまま胎児に摂取されてしまいます。お母さんがお酒を飲むと、赤ちゃんもいっしょに飲酒することになってしまうのです。
特に、かなり日常的に飲酒をする妊婦さんの場合、胎児性アルコール症候群(FAS)と呼ばれる症状が起こります。胎児性アルコール症候群の赤ちゃんは平均的な赤ちゃんに比べて体重が軽く、身長が低く、そして脳が小さくなります。顔つきも、目が小さく、鼻が低く、上唇が薄いなど、はっきりとした特徴があります。
アルコールの摂取は、特に、さまざまな器官が形成される初期に深刻な影響を与えることが多いのです。夕食のときにワインを一杯だけならというのも、賛成できません。問題は量ではなく、アルコールは赤ちゃんにとって毒でしかない、ということなのです。少しだけならという理由で、あなたは赤ちゃんに毒を飲ませることができますか?
カフェインについて
カフェインは動物実験においてその影響が確認されていますが、最近では人間に対してさらに影響が強いことがわかってきました。カフェインを含む食品はコーヒー、コーラ、紅茶、ココア、チョコレート、それにある種の薬品にも含まれています。カフェインは、カルシウムの摂取を阻害し、低出生体重の原因になります。もちろん、これらは過剰にカフェインを摂取した結果ですが、一日に3杯以上のコーヒーや紅茶を毎日、妊娠初期に飲んだ場合、リスクは2倍以上になります。もし、毎日コーヒーや紅茶を飲まずにはいられないという場合は、ノンカフェインの製品を探してみましょう。もちろん、ハーブティーはおすすめです。
身近な汚染物質も
一見、お母さんのおなかの中でガードされている赤ちゃんでも、身の回りの汚染物資にさらされていることもあるのです。身近なものとしては、防虫スプレー、ハウスダスト、ビルの粉塵などがあります。しかし、これらは日常的に摂取するものではありませんし、“三悪(タバコ、アルコール、そしてドラッグ)”に比べたら、ずっと危険値の低いものです。これらに気をつければ、95%の確率で、あなたは健康な赤ちゃんをその腕に抱くことができるでしょう。
X線と放射線は大丈夫?
“放射線”という言葉は、何かとこわい印象を抱かれがちですが、実際は、X線よりも少し注意が必要、という程度のものです。放射線は、実はラジオ、テレビ、電子レンジ、超音波などからも、とても微量ながら発生しています。これらは専門家によって、無害であると言われています。しかし、X線は妊娠中、特に初期の胎児にとっては危険を伴います。初期のレントゲンは避け、やむを得ない場合は防護エプロンをしっかり着用してください。もし、妊娠中に腹部のレントゲンを撮影する場合は、ドクターとしっかりその危険性と効果について話し合ってください。また、電磁波が心配という妊婦さんもいますが、日常的に使うものについては、安全実験を重ねているものです。最新の研究でも、家電から放射される電磁波はごく微弱であり、人体に悪影響を及ぼす可能性は低いと言われています。
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