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 ベビー > 妊娠・出産 > シアーズ博士コーナー > 妊娠7カ月のママへ(シアーズ博士からのメッセージ)
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アメリカで大ブレイク中の育児の権威が贈る、妊婦さんへのメッセージ
シアーズ博士コーナー



心臓がドキドキする

 ますます成長する赤ちゃんに、さらに酸素と栄養を送るために、胎児にさらに多くの血液を送らなければなりません。

 後期に入る前には、あなたは妊娠が始まったときに比べてなんと45%も血液量が増加しています。あなたの心臓は、増加した血液を循環させるためにさらにハードに働かなくてはならず、1分間あたりの脈拍は10拍増え、一回あたりに心臓が押し出す血液量は約30%増加します。これらの変化は妊娠中期にピークを迎え、
多くの女性が、心臓のドキドキを感じます。特に軽く運動したり、いきなり姿勢を変えたときに多く感じるでしょう。


 この心臓のドキドキは妊婦では自然なもので、妊娠中の変化の中ではよくあることです。しかし、これは「心臓はとてもハードに働いているよ」という、心臓からあなたへのシグナルでもあるのです。もしドキドキが激しくなるようなら、ペースを落として体を休めてください。

息ぎれがする

 妊娠中、赤ちゃんとあなたの2人により多くの酸素を供給できるように、あなたの呼吸システムは劇的に変化しています。肺の容量は増加し、あなたの胸郭は数センチ大きくなることもあるかもしれません。あなたは呼吸が少し速くなったと気づくかもしれませんが、それが、最も効果的により多くの酸素を取り込むために行われているのだとは知らないでしょう。あまりにも短い呼吸を繰り返すので、もしかしたら酸素が足りないように感じるかもしれません。これは何も、あなたと赤ちゃんが、酸素不足だということではありません。肺の中に、空気を確保しておくスペースが足りないということを意味しているのです。少しでも、呼吸の不快感を軽くするポイントには、次のようなものがあります。
  • 息苦しさを感じたら姿勢を変えます。
  • 息ぎれを起こしたらなるべく体を休めます。体のサインに耳を傾けましょう。
  • 胸式呼吸を促すようなマタニティエクササイズを行いましょう。
  • お産のときの呼吸法をしてみる。ゆっくり深く、息を吸ったり吐いたりします。
  • マタニティビクスのような有酸素運動を継続して行うのも効果的です。
  • 座る、寝るなどの姿勢はより呼吸を楽にします。

顔のむくみ

 朝起きたときに、自分の顔、特にまぶたがむくんでいたとしても、心配する必要はありません。妊娠中は体内の水分量が増加しているのですから、その分むくみやすくなるのは自然なことなのです。
無害なむくみであることがほとんどです。が、どうしても心配なようなら、医師に相談してみましょう。


手足のむくみ

 妊娠を継続させるために水分をより多く必要とはしますが、妊娠によって変化したホルモンはまた、あなたにのどの渇きを感じさせ、より多くの水分を体内にとりこもうとします。このホルモンは体の中の水分、血液量を増加させ、羊水のプールを作るホルモンと同じものであり、ホルモンはできるだけたくさんの水分を集めようとするのです。
 ほとんどの妊婦さんは、その中でも特に問題は起こりませんが、中には、5、6カ月あたりから手足を重く感じるようになる人が出てきます。さらに大きくなった子宮が足に負担をかけるので、足がむくんで靴に入らないということは、珍しくもなくなるでしょう。
 多少のむくみは心配ありませんが、むくんでいる個所を押してもそのままへこみが戻らない場合には、足を上にあげて1時間様子をみてみましょう。それでも治らない場合には、医師に相談します。


背中の痛み

 妊婦の約50%が、妊娠の後半に入って、背中の痛みを訴えるようになります。その理由は主に3つです。
 靱帯は出産に向けて、骨盤の中を赤ちゃんがよりスムーズに通れるようにゆるみ始めます。靱帯は背中の筋肉につながっており、そこが引っ張られるために背中に痛みを生じるのです。さらに、伸びきったおなかの筋肉をサポートするために、背中に負担がかかります。さらに体形の変化によって前に重心がかかるようになり、それを支えるために背中により負担がかかるのです。
 背中の痛みを少しでも軽くするためには、マタニティエクササイズを行う、ストレッチをする(背中をひねるスタイルのストレッチは不可)、靴は、少しかかとのあるもの(5cm以下)を履くと、背中に負担なく体重を支えられます。


胎動はピークに

 相変わらず、キックは激しく感じます。胎児の動き自体は7カ月がもっとも激しくなります。しかし体が大きくなるに従って、胎児が自由に動き回るスペースもなくなり、最後の2カ月はだんだんと動きが少なくなってきます。

赤ちゃんのしゃっくり

 胎動のほかにも、短い、規則的な動き(しゃっくりのような動き)を感じることがあるでしょう。おなかの中で赤ちゃんがしゃっくりをしているのです。たいていは短い時間でおさまりますが、長い時には20分近く続くこともあります。中には、いつも同じような時間に始まる子もいるかもしれません。心配する必要はありません。この小さな動きを感じ、ただ楽しめばよいのです。


●この月の気持ちは? おなかの赤ちゃんは?
>この月のからだは?
●妊娠7ヶ月で知っておきたいこと

 
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