妊娠すると、女性の口内の環境は大きく変わります。ホルモンの変化で歯周病菌が増える、だ液の量が減って口の中が乾きやすくなる、免疫力が落ちるなど、むし歯や歯の病気が起こりやすくなるのです。妊婦さんの歯のトラブルは、赤ちゃんの歯にも影響します。赤ちゃんのためにも、妊娠したらなるべく早く、むし歯予防のためのケアを始めましょう。食後に水を飲む、キシリトールのガムをかむなど、簡単なことばかりなので、だれにでもすぐ始められます。そして、安定期に入ったら、ぜひ一度、歯医者さんで健診を受けることをおすすめします!
妊娠したらまずはこの3つを実践して!

食後に水を飲むと、口内の雑菌やむし歯菌の繁殖を抑え、だ液も出やすくなります。緑茶も、抗菌作用のあるカテキンが豊富なのでおすすめですが、あまり飲みすぎると常在菌まで退治され、かえって口内環境が悪化することがあるので、飲みすぎないように注意しましょう。

フッ素は、強い歯を作り、むし歯菌の酸にやられた歯を再石灰化してくれます。そんなフッ素のはたらきを助けるのがキシリトール。食後にキシリトール入りのガムやタブレットをかむだけでも効果があります。フッ素+キシリトール入りの歯みがき粉や、歯みがき後に塗るジェルも◎。

妊婦さんは免疫力が落ち、ストレスに弱くなります。なるべく規則正しい、リラックスした生活を。ウオーキングなどの適度な運動や日光浴も歯にはおすすめです。太陽にあたると体内でビタミンDが作られ、カルシウムの吸収をよくしてくれるため、歯が強くなるのです。