つわりや眠け、イライラなど、つらいことも多い妊娠初期。ちょっとしたことが、気がかりのタネになることもあるようです。そこで、不安をかかえている新米妊婦さんの気がかりトップ5にドクターからアドバイスをもらいました。
指導/賛育会病院 産婦人科 山田美恵先生、イラスト/モリナオミ
妊娠初期のママの体はどんな状態?
妊娠すると、受精卵を育てるために、胎盤のもととなる絨毛からhCGというホルモンが多く分泌され、その作用でつわりや片頭痛などが起こるといわれています。また、黄体ホルモンの影響で眠けやだるさを感じたり、体中の血液が子宮に集中するために、立ちくらみを起こしやすくなったりします。わけもなく不安になって涙が出たり、イライラしたりと情緒不安定になることも。これらの変化は、早ければ妊娠4週ごろから起こり、hCGホルモンの分泌量が下がってくる12週以降、だんだんと解消されていくようです。
ただ、症状のあらわれ方には個人差が大きく、とてもつらいという人もいれば、ほとんど不調を感じずに過ごせる人も。また同じ人でも、1人目と2人目では異なることもあり、なぜ違いが起こるのかは不明です。初期の気がかりには、わりと「考えてもしかたないこと」が多く、気の持ちようが大切に。不安になる気持ちはわかりますが、心配しすぎないようにしましょう。
出典/『Pre-mo』2008年9月号