胎内記憶 生まれる前から、ママが大好き!
ベビーはママのお腹のなかではっきりした意識を持ち、耳で音を聞いてパパやママの声を覚えるといいます。中には生まれてから、お腹のなかでの記憶「胎内記憶」を話してくれるベビーも。
日本における胎内記憶の第一人者、産婦人科医の池川明先生に最新のお話を伺いました。
胎内記憶とは、どんなもの?
妊娠中の今、お腹のなかでベビーは何を思い、どんな風に過ごしているのでしょう。気になりますよね。それを教えてくれるのが胎内記憶です。胎内記憶とはどんなものなのでしょうか。
お腹のなかにいたときのことを訊ねてみると…。
「お腹のなかにいたときのこと、おぼえている?」と子どもたちに質問すると、様々な答えが返ってきます。
「あたたかかった」
「暗かった」
というお腹のなかでのことを話す子もいれば、
「ママのおっぱいを飲んでいた」
と生まれたときのことや新生児期の記憶(誕生記憶)を話す子もいます。
「お空の上でママを選んで来たんだよ」
というような、お腹に宿る前の記憶を話す子もいます。
何人もの子どもが話した胎内記憶を紹介しましょう。
「くるくる回っていた」
「お腹のなかはすごく楽しかった」
「ふかふかしていて、気持ちがよかった」
お腹のなかはとってもいいところらしく、「もう一度、お腹のなかに帰りたい」と話す子も多いそうです 。
子どもの3人にひとりが持っている、胎内記憶
2002年と2004年に長野県諏訪市と塩尻市の保育園の協力のもとで行った調査では、6才以下の子どもの3割、誕生記憶を含めると4割の子どもたちが胎内記憶を持っているという結果がでました。
また、2008年には8つの講演会で調査を行い、大人でも胎内記憶をもっている人がいることが分かりました。
617世帯2467人を対象を対象にした調査で、胎内記憶を持っている人がいるという世帯は80世帯(13%)、胎内記憶を持っている人は91人(3.7%)、成人が18人(1.2%)未成年が73人(7.3%)という結果がでたのです。
ベビーが生まれたら、ぜひ尋ねてみて
「ママのお腹のなかにいたときのこと、覚えている?」と訊ねてみるには2〜3才がチャンス。4才を過ぎると話す率がぐっと減るそうです。聞くときは子どもの世界があることを受けとめることが大切。「本当?」と疑うようなそぶりをすると子どもは話さないものです。なにより傷つきます。胎内記憶について描いた絵本を読み聞かせているときに、「ぼくも…」「私は…」と話し始めることも多いようです。
そして、もし話してくれなくてもがっかりしないで。「生まれる前のことは、神様との秘密」なのかもしれません。「本当は生まれる前に、木の実を食べて記憶を忘れて生まれてくる。私は早く生まれたので木の実を食べそこなった」と話す早産の子もいるそうです。