おばあちゃんと呼ばないで
筆者が子どもの頃は、どの家でも祖父母を「おじいちゃん(さん)」「おばあちゃん(さん)」と呼んでいましたが、団塊以下の世代では孫にそう呼ばせたがらない人が増えているようです。団塊の世代といえば、北野武さん、高田純次さん、平野レミさんといった著名人の名前が挙がりますが、自分らしさにこだわりを持ち、若々しくしている人が多い世代。
還暦を過ぎても若くありたいと考える同世代の人にとって、年齢を意識させる「おじいちゃん」「おばあちゃん」に抵抗がある人も少なくないのかもしれません。そこで、最近では孫にどんな呼ばせ方をしているか、実態を探ってみました。
■「大きいお姉ちゃん」と呼ばせたい義母に唖然…
教えて!gooにこんな質問がありました。
「義母が孫におばあちゃんと呼ばせない」
63歳の義母が「大きいお姉ちゃん」を自称したためあきれてしまったという、ある女性からの相談です。義母の希望とはいえ「おばあちゃん」を「お姉ちゃん」と呼ばせるのは子どもにとって良くないのではないかと心配する相談者に、さまざまなアドバイスが寄せられています。
相談者と同じような経験があるというpapanda26さんは、子どもが生まれた当初、実母に「私がママって呼ばせるから、あなたはお母さんとかにしてよ」と真顔で言われ困ってしまったとのこと。現在は「あ〜ちゃん」という呼び方に落ち着いたそうですが、そのままにしていたら子どもは「お母さん」と「ママ」の意味を誤解し、混乱してしまったかもしれません。
先々迷惑するのは子どもというRXH7さん曰く「子どもにとって良いことというのは、言葉を混乱させないこと」で、大きくなったら変えなければいけない言葉を使うのは敬遠したほうがよいとし、祖母を「大きいお姉ちゃん」とするのは嘘を教えていることになるのでNG、また幼児語の「ばぁば」も避けた方が良いとコメント。
同様に「日本古来の基本家族構成が解らなくなったら嫌だから」というxjr400さんは、「今は基本を学ぶときだから勘弁してください、で良いのでは」とアドバイスしています。
一方「大きいお姉ちゃん」を自称しようが笑われるのは義母本人であり、また物心付くようになれば子どもにも理解できるようになるので、今はそっとしておくのが吉というeeb33585さん。それでも気がすまない場合は「私より35歳も年上の大きいお姉ちゃん」と呼んでみたらどうかと、皮肉たっぷりの呼び名を提案しています。
漫画『ちびまる子ちゃん』(集英社)に描かれるような「着物にお団子ヘア」というおばあちゃんにお目にかかることはなくなり、反対に若者のようなファッションに身を包んだご年配が増えつつある昨今。孫にとっては「おじいちゃん」「おばあちゃん」であることに変わりないものの、呼ばれ方ひとつで気の持ちようが違うものかもしれません。皆さんのご家庭では、おじいちゃん、おばあちゃんのことをどのように呼んでいますか?(熊)
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